第3回 春の関東大会
埼玉魂。
このことをこんなにも強く感じたのは久しぶりでした。
月越保護者に、はすぬまブレーブスさん、岩槻ジェニシスさん、高階イーグルファイターズさんのエースが加わり、総勢数十人の大応援団チーム埼玉の後押しを受け、第3回春の関東大会で3位に入賞しました。
全国への道を絶たれた月越には、この大会が、今期最後の大舞台です。
牛久ソウルアタッカーズさんとの、予選一試合目。
試合開始直後からミスを連発。いいところなく敗戦しました。保護者には不安が漂います。6年生のほとんどは顔を上げることができず、二試合目のコートに入るまで「これでドッジボールは終わりなのか…」と思っていたそうです。
しかし。
続く二試合目、神奈川県代表のデイリー相模原ボンバーズさんとの対戦。
相手の布陣を見て、『きた!いける!!』と6年生の間で無言のやり取りが行われると、月越らしい攻撃がよみがえり、見事に勝利。首の皮1枚が繋がりました。
予選最後は、栃木の毛野スターズさんです。
予選突破の条件は、【勝利】【内野人数を10以上残すこと】の二つ。焦る保護者とは違い、選手たちの落ち着き払ったゲーム運びは圧巻でした。今期を象徴する、ファーストパスとアタックの間の繋ぎのパスのうまさは、まさにsmart dodge。3年生、4年生の守備にもエンジンがかかると11人がきっちりと内野に残り、予選を1位で通過しました。
決勝トーナメント一試合目は、群馬の佐野小ファイターズさんです。
この試合ではエース以外のアタッカー陣が躍動しました。普段とは違うスピード感あふれる攻撃で、試合序盤に起こったエースがアウトになるハプニングをものともしない展開で無事に勝利することができました。はすぬまブレーブスさんが応援に駆けつけてくれて、この試合から応援にもすごみが増していきます。
準々決勝は東京都代表の桜川ドッジボールクラブさんと。
先ほどのスピード感と打って変わり、エースのパワーアタックが光りました。9m下がる相手を、パワーで粉砕。一発ずつ、しっかりとアウトを取っていきます。相手エースの攻撃力に試合開始直後こそ内野人数を減らされ危ない場面がありましたが、逆転勝利をおさめました。保護者同士の勝利のハイタッチも絶好調となり、すでに涙目の人もちらほらと。
準決勝。
今期何度も対戦し、勝ったり負けたりを繰り返しながら、お互い切磋琢磨しあった群馬県代表の新町元気丸さんとの対戦です。チーム埼玉の大声援の後押しを一身に受け、会場中の注目を浴びながら、いつもの通り、気持ちいいほどの真っ向勝負を繰り広げました。小学生スポーツにあるまじき言葉ですが、お金を払ってでもみたい!それぐらい魅力にあふれ、スリリングな試合でした。
結果はセットカウント1-2となり、ここで敗退。
第19期月越ストームの挑戦は幕を閉じました。
試合前日に下級生保護者に向けて、監督から「本気で闘う6年の姿を見逃さないように」というメールが流れていたのだそうです。6年生たちは、それに応えました。大きくなった背中で伝えていました。先輩方から受け継いできた月越の魂を、しっかりと後輩たちにバトンタッチできたと思います。来期も、その次も…。埼玉の月は光り輝くことでしょう。
大会関係者の皆様、審判団の皆様、
対戦していただいたチームの皆様、
大会に出場していたチームの皆様、
そして、月越を応援してくれた埼玉のチームの皆様、
ありがとうございました。
しっかし、やりきったなぁ。
もう声でないわ。
関東3位、本当におめでとう!
we are STORM!
ブログ担当 R父
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